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7日の朝、総選挙に向けた選挙運動が開始された。プノンペンKoh Pich地区(ダイヤモンドアイランド)に数千人がカンボジア人民党(CPP=Cambodian People’s Party)の演説会に集まった。
国家選挙管理委員会(NEC=National Election Committee)は20の政党の選挙活動期間を3週間に設定した。選挙運動は7月7日から総選挙実施2日前の7月27日まで続くという。
選挙運動初日の7日、フン・セン首相がプノンペンKoh Pich地区で6万人の支持者を前に演説をおこなった。首相は演説で、CPPが内戦後から今に至るまでカンボジア王国のためにおこなった実績を示した。
CPPは他に有力な野党が存在しないため総選挙で勝利することが予想されている。以前最大野党であったカンボジア救国党(CNRP =Cambodia National Rescue Party)は、2017年に最高裁判所の命令で解党させられている。
Chan Samnangさん(52)はChan Samnangさん(52)は選挙運動に参加するため、カンダル州からプノンペンに訪れた。SamnangさんはCPPの一員になれることを楽しみにしてプノンペンに来たという。
Samnangさんは「私はフン・セン首相を尊敬している。首相はカンボジア王国をクメール・ルージュから救い、カンボジア王国の経済発展のために尽力してくれた。我々国民はもう二度と内戦を経験したくはない。現在、カンボジアは平和であり、今後もCPPとともに平和な状態が続いて王国が発展していくことを願っている」と話した。
大学生であるPrum Rathaさん(22)は「私は道路や学校、病院などの建設・修繕によって暮らしが快適になっていることを認識している。CPPのお陰でカンボジア王国は確かに発展しているのだ。当然CPPに投票するつもりだ」と語った。
若者のトラック運転手であるVatteyさんも、トラックにカンボジアの国旗を取り付けてCPPに賛意を示しているようだ。
出典:KhmerTimes
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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