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カンボジア国家警察当局によると、先週、プノンペンのChuon Sovann警察署長が退任したという。
国家警察のSar Thet事務総長は、Sovann元警察署長をカンボジア国家薬物対策機関(=NACD=National Authority for Combatting Drugs)の副代表に任命した。
10日、Thet事務総長はプノンペン警察署長交代に関するコメントを控えた。
同事務総長は「現在は特にコメントはない。火曜日公式に発表する声明を待ってほしい」と語った。
先週、Sovann氏はプノンペン警察署長を退任し、その後、一度内務省の事務次官の候補となった後にNACDの副代表に就任した。
Thet事務総長のプノンペン警察署長の頃の功績の一つは、2014年の716万ドル(約7億円)の偽札を流通させたタイ人3人の逮捕だ。この偽札事件はカンボジア国内における最大の偽札事件と言われている。
同事務総長は、昨年9月にバッタンバン州の警察署長から国家警察事務次官に職が変わり、将校という地位に就任した。
10日、バッタンバン州警察のChet Vanny事務次官は、Thet事務次官のプノンペン警察署長への就任は地方に大きな影響を与えるだろうと述べた。
Vanny氏は「Thet氏がバッタンバン州警察で勤務していたころは犯罪発生率が低かった」と語った。
10日、ANSA(=Affiliated Network for Social Accountability)のSan Chey代表は、Thet氏は縁故主義でプノンペンの警察署長に任命されたと述べた。Thet氏はSar Kheng内務大臣の兄弟だという。
Chey氏は「縁故主義によって警察署長を任命し、公的な利益に影響を与えることは遺憾だ。ただ、最も重要なのはThet氏が犯罪を防いでくれるかどうかだ」と語った。
10日、Sovann元警察署長はコメントを控えた。
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