教育省、洪水被害に遭った学校改修へ

教育省、洪水被害に遭った学校改修へ
2018年09月20日 00時00分 公開
教育省、洪水被害に遭った学校改修へ

 

13日、カンボジア教育省は新学期が始まる11月までには昨今の洪水被害に遭った学校を修理を完了させると述べた。


同省広報担当のDy Kamboly氏によると、同省は全国の洪水被害に遭った学校による報告をまとめている最中だという。

 

同広報担当は「洪水被害に遭った学校数を把握しきれていないが、教育省は責任を持って支援を行うつもりだ。全国の各地区各自治体から情報を収集し、新学期が始まる前に学校を修理・改修する予定だ」と語った。

 

先週、カンボジア国家災害対策委員会広報担当のKeo Vy氏によると、全国8州で289の学校で洪水被害が既に報告されているという。

 

13日、コンポンチャム州にあるHun Sen Koh Kok小学校のMuch Sokhorn校長は、学校は1ヶ月以上の間洪水で水浸しだと述べた。

 

同校長は「洪水は7月末に発生し始め、現在の状況はましだ。8月に洪水の被害がひどくなったが、学校は致命的な被害を受けたわけではない」と語った。

 

同校長によると、洪水はコンポンチャム州では毎年頻繁に発生し、その度に生徒や教師はボートに乗って通学・通勤しなくてはならなかった。

 

Sokhorn校長は「毎年私は教師に、洪水が発生して休校になることに備え、必須な講義を優先的に行うように促している」と話した。

 

13日、水資源気象省は台風Mungkhutと台風Barijatがカンボジアに上陸予定で、それに伴い全国で豪雨が予想されていると述べた。


国家災害対策委員会の報告によると、今年8ヶ月の間に138人が自然災害で亡くなったという。そのうち44人は洪水で亡くなり、計5万人以上の国民が避難生活を余儀なくされているという。

 

出典:KhmerTimes

 

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