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カンボジア内務省は警察に王国内で犯罪を行った中国人を厳しく処罰するように促した。
13日、内務省のSok Phal事務次官は警察と会談を行い、入国管理警察にシアヌークビル州における中国人の犯罪を取り締まるように要請した。
同氏は「入国管理警察の職員は全員、シアヌークビル州における中国人の犯罪を厳しく取り締まってほしい。国民を犯罪者から守らなくてはならない」と語った。
昨年の国内で働く中国人の数は10万人だったが、今年に入って人数は21万人まで急増したという。
Phal事務次官は「今年の統計によると、およそ21万人の中国人が労働ビザを延長し、およそ7万8000人の中国人がシアヌークビル州で生活をしている。我々は中国人をプノンペン国際空港やシェムリアップ国際空港、シアヌークビル国際空港から中国に送還することも可能だ」と話した。
12日、Sar Kheng内務大臣は内務省の中で4つの組織を編成し、急増しているシアヌークビル州における中国人の犯罪の取り締まり強化を支援すると述べた。
4つの組織とは管理局(=General Department of Administration)、国家警察、入国管理当局、法の専門家だ。これらの組織は地方当局に犯罪抑制のために支援を行うという。
入国管理当局の新たに就任したKirth Chantharith事務次官は入国管理に関する法は徐々に厳しくなっていると述べた。
同氏は「政府は国内に観光客を誘致し投資を呼び込むことで国家に収入をもたらし、雇用を生み出している。そのため、我々の義務は法に基づき入国に関する問題解決に全力を捧げることだ」と語った。
入国管理当局によると、今年、現時点で26の国籍からなる6000人の外国人がカンボジアから母国に送還されているという。送還された者はカンボジアでの不法滞在者か犯罪を行ったものだ。
2014年以来、カンボジアは91の国籍からなる1万5000人の外国人を送還してきた。
2011年から昨年10月までの間に、計1133人の中国人がサイバー犯罪に関与したとして中国に送還されたという。
内務省のPhal事務次官は入国管理当局はベトナム人から提出された文書の80%を受領拒否した。
同氏は「我々は規則に基づかない文書やパスポートの79.88%の受け取りを拒否した。違法文書やパスポートのほとんどはベトナム人が提出したものだった」と語った。
ネットワークと社会的責任に関する組織のSan Cheyによると、カンボジアで犯罪を行った者は外国人であろうと取り締まり、逮捕、母国へ送還、またカンボジアへの入国禁止を言い渡すことになるという。
同氏は「取り締まりを強化することが遅すぎるとは思わない。政府は中国人の犯罪取り締まりを強化し、法に基づき逮捕、起訴、母国に送還、カンボジアへの入国禁止を厭わずに行うべきだ」と語った。
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