おすすめのプロモーション
28日、クラチエ州Chhloung地区当局は村人に対して、川岸の住宅建設禁止とすでに建設されている住宅の撤去を呼びかけた。今回の声明は、27日に台風の影響で5軒の家屋が崩壊したことを受けて発表された。
同地区のHeng Sitha知事によると、地区当局は台風による豪雨の影響で家屋が崩壊したことを受けて川岸に家を建設することを禁じる声明を発表したという。
27日夜、Kandol島の川岸にある5軒の家屋が崩壊した。幸い、負傷者は確認されておらず、また村人は全員自宅から貴重品を持ち出して避難したという。
Sitha知事は「Chhloung地区のパゴダからChhloung橋までの川岸付近では、天候が荒れたときに家屋が崩壊する恐れがあるため、付近の住民は注意してほしい。幸い、今回の台風では負傷者は確認されておらず、現在、川岸付近に住んでいる村人は安全な場所に避難している」と語った。
同知事は村人に対して、川岸から水が溢れて被害を受けた場合、ただちに当局に知らせてほしいと呼びかけた。
28日、村人のLam Yang Keangさん(82)は豪雨の影響で自宅が崩壊し、川に流されてしまったと話した。
Keangさんは「豪雨の影響で川から水が溢れた。私は家が被害を受ける前に急いで貴重品を持ち家から逃げ出した」と語った。
24日、水資源気象省は前もって豪雨の警戒を呼びかける声明を発表していたという。
声明の中では、風速120キロの台風がベトナム沿岸で発生しており、今後カンボジア南部に直撃することが予想されていると注意喚起されていた。
今年9月、洪水の影響でコンポンチャム州で川岸にある10軒以上の家屋が崩壊したという。
当時、コンポンチャム州のKuoch Chamroeun知事は、対策委員会を設置し、川岸で生活している村人が安全な場所へ避難できるように手助けをすると述べた。
関連記事
- ノロドム通りで倒木、車が損傷か
- カンボジア洪水件数が昨年比増、各地で甚大な被害も
- プノンペンの暴風雨で電柱3本倒壊、車10台被害か
- 雷雨でプノンペンの交通網が麻痺、異常気象か
- 6/1から1週間豪雨か、国民に注意喚起
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。