20日、プノンペンのモニボン通り沿いで建設中のゴールドタワー42で建設用エレベーターの一部が落下し、車両に直撃する事故が発生した。

これを受け、プノンペンのKhuong Sren知事は建設の一時中断を指示した。

 

今回の事故による怪我人は出ていない。Sren知事は事故直後に建設現場を訪れたという。

 

プノンペンのメイン通りであるモニボン通りとシアヌーク通りの交差点に位置するゴールドタワー42では、過去にも2度に渡り建築物の破片が落下事故が発生したことを指摘し、Sren知事は「過去にも同じことを繰り返しているため、建設の一時中断を指示した」と話した。

 

「建設省が許可を出した場合に限り、建設再開の許可を検討する。車両の損害については、すでに警察に処理をするよう指示している。」とSreng知事は話した。

 

数ヶ月前には鉄筋の破片が落下し、レクサスのSUV車のボンネットに直撃する事故が発生していた。

 

高さ200メートル、土地面積は12万9300平方メートルを誇るゴールドタワーは住居、ショッピングモール、オフィスなどが入る複合施設だ。

 

ゴールドタワーの建設プロジェクトは2008年に開始されたが、これまでに3度に渡り延期されている。

1回目の延期は2009年で世界的な金融危機が影響していた。

2012年にも同様に2回目の建設延期がなされた。

その後、2013年に建設が再開されたが、2017年に再度建設が中断していた。

 

ゴールドタワー42の建設に携わっているHongtao Decoration社のCEOであるLiu Nianxin氏は昨日までにコメントを発表していない。

しかし、今年1月、同氏は建設は2020年初旬に完了すると明らかにしていた。

 

地区警察のSophanha氏は落下したのは建設用エレベーターの一部で、直撃した車両はメルセデスベンツ車だと話した。

 

「建設用エレベーターの一部は42階から落下し、後部座席のガラスに直撃した。怪我人は出ていない。」とSophanha氏は話した。

また、Sophanha氏も過去にも同様の事故が発生していることを指摘した。

 

「政府から再三にわたり注意を受けていたにも関わらず、また同じことが起きてしまった。」とSophanha氏は話し、損害を受けた車両は建設現場内で保管され、ビルのオーナーが保証をすると続けた。

 

建設現場でセキュリティーガードを務めるYin Choeun氏は建設用エレベーターの一部が落下した時に現場で仕事をしていたという。

 

「道路の通行人に直撃しなかったのは不幸中の幸いだと思う。ビルの最上階から落下した建設用エレベーターの一部が、もし誰かに直撃していれば、確実に命を落としていた。」とYin Choeun氏は話した。

 

 

出典:khmertimeskh.com

 

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