おすすめのプロモーション
<お店から花火を没収する警官ら>
プノンペン市役所は来週に迫った中国旧正月期間中、安全面を考慮して当局の許可なく花火を使用することを禁止すると発表した。
Khuong Sreng知事によると、2月4日〜6日の間に許可なく花火を使用した者には法的措置が取られるという。
「当局は地方の職員や国民に対して、市役所は中国旧正月期間中は花火や爆竹、その他騒音となる爆発物全ての使用を禁止することを伝えたい。ゲームをして遊ぶことも宗教的あるいは伝統的な儀式を行うことも禁止する」と同知事はコメントした。
また、同知事は、娯楽施設や市場などの民間企業は安全を確保する義務があると続けた。
「今後、全当局はプノンペンで爆竹や花火を販売した者を厳しく取り締まる必要がある。花火は没収し、市内の市場での取り扱いも禁止しなければならない」と同知事は述べた。
同知事によると、プノンペン市の宗教部門は今回の問題について話し合うため、中国協会とベトナム協会を招くことを決めたという。
「今回発表されたガイドラインに違反した者や反社会的な犯罪を犯した者は罰せられる」と同知事は語った。
30日(水)、Meanchey区に位置する匿名希望の食料品店は例年この時期に爆竹を販売しており、花火などの使用や販売の禁止は聞いたことがないという。
「みんなに見えないよう爆竹を隠していたが、もし問い合わせがあった場合は販売するだろう。お客さんのほとんどは子供で、中国旧正月の夜に爆竹や花火で遊びたがっている。大量には販売しないが数箱分の爆竹は販売するつもりだ」とMeanchey区の食料品店はコメントした。
Koh Kong州でも中国旧正月期間中は花火を禁止するという。
先週、Phy Toun Phlamkeyson州副知事は、昨年の中国旧正月に火災事故が発生したと述べた。
「爆竹やあらゆる爆発物の使用を禁止する。禁止令に背いた者は法が適用されるだろう」と同州副知事は続けた。
中国旧正月期間中の火災事故を防ぐため、市役所は消防車20台を配備したという。
プノンペン市の消防局が発表した報告書によると、昨年、市内で火災事故が90件発生しており、3人が死亡、12人が負傷したという。
関連記事
- 保健省、中国旧正月間の鳥インフル感染に注意喚起
- 保健省、中国旧正月で米醸造酒の摂取について警告
- 首相、中国旧正月期間中の交通事故に注意喚起
- 旧正月期間におけるカンボジア内の観光客、前年比54%増加
- 旧正月、交通事故で約40名死亡
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。