フン・セン首相:バレンタインデーもクメール伝統を尊重してほしい

フン・セン首相:バレンタインデーもクメール伝統を尊重してほしい
2019年02月15日 00時00分 公開
フン・セン首相:バレンタインデーもクメール伝統を尊重してほしい

フン・セン首相は若者に対して、バレンタインデーで羽目を外してカンボジアの伝統に反するような行動をしないように注意を呼びかけた。


首相は自身のFacebookページに、「今日2月14日、私は政治について話をするのではなく、10代になったばかりの若者たちに話をしたい。若者のみなさんはバレンタインデーという日であっても、して良いこととしてはならないことを意識してほしい」と投稿した。


「私は若者間におけることに干渉をしたいわけではない。クメール文化は若者だけではなく国民全員が尊重しなくてはならない。私と妻が若かった頃、カンボジアは戦争の真っ只中だった。しかし、たとえ戦争中だったとしても私と妻は愛し合い、お互いを尊重し、カンボジアの伝統に従い、共に歩んできた」と述べた。


フン・セン首相は、ある社会調査員が記事の中で今のカンボジア人の10代の若者は昔の世代の10代よりもずっと成熟していると書いたことに触れた。


「若者のほとんどは理解力があり、カンボジアの伝統に反するような行動はしないだろう。この記事を見て私は嬉しい気持ちになった。私は甥(おい)や姪(めい)、孫らの幸せ、そして国民が彼らの家族とともに幸せに暮らせることを願っている」と続けた。

 

出典:KhmerTimes

 

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