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<フンセン首相が開設式の司会を勤めている様子(KT/Khem Sovannaraより)>
8日、経済や通貨の歴史を紹介する通貨博物館が正式に開設されたという。
正式名称は「Preah Sri Eysan Voraman Economic and Monetary Museum」でセントラルマーケットの近くに位置しているという。
カンボジア国立銀行(NBC)のチア・チャント総裁は、NBCと自国通貨であるリエルの役割を文書化すると述べている。
通貨博物館の完成は、最新技術を取り入れたことなどから完成まで10年近くかかったという。
同博物館は、同国の経済および金融政策の歴史に関する情報を公表するため貢献しているという。
チャント氏は「同博物館は、同国の経済および金融政策の歴史に関する情報を公表することに貢献している。カンボジアの経済再生と過去40年間の政府の成果を詳細に示している」と話した。
同首相は、リエルがカンボジアの社会と経済の発展に重要な役割を果たしてきたと述べた。
リエルは経済において重要な役割を果たしており、過去20年間でリエルの貯蓄率や銀行でのリエル紙幣は増加し、現地通貨に対する人々の信頼を反映している」という。
博物館はカンボジアの金融政策の歴史やリエルの利用を促進することにより、国民のアイデンティティー(自己同一性)を強化する政府の計画をに貢献するだろうと述べた。
1979年はリエルの再版を行ったが、1990年代に米ドルが市場へ流れ込み、現地通貨は減価したという。
2012年以来、カンボジア中央銀行はドル買いを進め、2017年には銀行に対し資産構成の10%以上をリエルにするよう指示しており今年12月までに目標は達成される予定だという。
出典:KHMER TIMES
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