<Sar Kheng内務大臣にサム・レンシー氏の投稿を無視するよう指示したフンセン首相(KT/Khem Sovannaraより)>

 

4月22日、フンセン首相は元野党党首のサム・レンシー(Sam Rainsy)氏によるCPP(カンボジア人民党)内でクーデターを起こしフンセン首相を追放するという投稿を含む2つのフェイスブック投稿に言及した。

 

 

4月初旬、レンシー氏はフェイスブック上で大統領を失脚させたアルジェリア人をカンボジア人も見習うべきだと投稿したという。

 


同氏は「数日前にアルジェリア国民がBouteflika大統領を失脚させたように、2019年にカンボジア国民もフンセン首相を失脚させるべきだ。アルジェリア軍が大統領の支援を中止し人民のために活動したことで人々の願いを叶えることができた」と述べた。


同氏は2つ目の投稿で、CPPの副党首であるSar Kheng氏に対し、カンボジア救国党(CNRP)の活動家とともにフンセン首相を失脚させるクーデターを起こすべきだと呼びかけたという。


「ライバル同士であるフンセン首相とSar Kheng氏のどちらが先に暴動を起こすか? 独裁者のフンセン首相を失脚させるためにSar Kheng氏が行動したらCNRPはSar Kheng氏を全面的に支援する」と同氏はつづけた。


22日、フンセン首相はBanteay Meanchey州で新たに建設される入国管理局の着工式に出席し、クーデターで自身を失脚させることは不可能だとコメントした。

 

首相は「レンシー氏はSar Kheng内務大臣に対し私を失脚させるよう要請したが、そんな愚かな要求に従わないでほしい。内務大臣が首相を失脚させるのはーデターだ。なぜレンシー氏は内務大臣に呼びかけたのか? 後任はレンシー氏になるのだろうか?Kheng内務大臣がそんなに無知だとは思えない。」と語った。

 

 

また、Kheng内務大臣に対しレンシー氏の投稿に対してコメントをしないよう指示したという。

 

 

「Kheng内務大臣にはランシー氏の投稿に対してコメントをしてほしくない。すでに内閣は発足しており内部クーデターは不可能だ」とつづけた。


首相は、クーデターが発生すれば、1970年代にロン・ノルがノロドム・シハヌーク国家元首の政権をクーデターで倒した後にカンボジア内戦に発展したような状況になると警告した。


「クーデターが発生すれば、カンボジアはどうなるのか? 内戦に発展するのは目に見えており、末永い平和は見込めない」とつづけた。

 

出典:KHMER TIMES

 

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