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プノンペンのKhuong Sreng知事は、洪水を防ぐ大規模な下水排水システムを導入するため、センソックとミーンチェイ地区の一部の道路が70日間閉鎖されることを発表した。
「市庁舎は、2004通り、Sarla通り、Northbridge通りおよびDuong Ngeap通りに影響を与えるプノンペン国際空港の東側と南側から水を放流するために、Stung Meanchey運河に繋がる5C通りに下水排水システムを導入する予定だ。」とSreng知事は述べた。
また「道路閉鎖は5月28日から実施され、工事が完了するまでの計70日間を予定している。その間、全ての車両がこれらの道路で通行不可となる。」と伝えた。
Sreng知事は、住民や通勤者に対し理解を求めた。知事によると、市庁舎は通勤者のために工事期間中の迂回ルートを準備したという。
「市警察署長、センソックとミーンチェイ地区行政および市の公共交通機関に対して協力を要請し、住民が快適に利用できるようにするためにこれらの道路における交通秩序を維持するよう求めた。」とSreng知事は話した。
29日、仕立て屋のKuch Srey Noun氏(26)は、同氏の家が2004通りから50メートルのところに位置しており、今回の建設エリアは同地域に影響を与えるだろうと述べた。
しかし、同氏は洪水を防ぐための市庁舎の取り組みを見て満足していると続けて話した。
「毎日息子を学校に送り迎えする際は、2004通りをバイクで走らなくてはならない。豪雨の時は毎回洪水が発生するため、雨季はとても大変である」とSrey Noun氏は語る。
また、70日間の閉鎖については長すぎではないとコメントした。
「下水排水システム導入後は、洪水が発生しないことを期待している。雨季になるといつもバイクの修理にお金がかかってしまうからだ。」と同氏は話した。
出典:KHMER TIMES
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