7日、カンボジア保健省のMam Bun Heng大臣は、プノンペンのPreah Ang Duong病院で、患者情報の検索システムが導入されたことを明らかにした。


Bun Heng保健大臣によると、今回のシステムは「Pethyoeung」と呼ばれ、チップの埋め込まれたIDカードを使用し、病院職員が患者の基本情報をすぐに検索できるカンボジアで初のサービスという。


同保健大臣は、現在、保健省が今回のシステムを国内全国で普及されることを計画しており、次の段階としてクメール・ソビエト友好病院への導入を検討していることも明らかにした。

 

同保健大臣によると、IDカードに埋め込まれたチップは患者の病歴を記録できるため、医師の治療を迅速に行うことができると期待されている。


同保健大臣は「患者がIDカードを提示し、医師がシステムのデータベースにアクセスすることで、病歴を検索することができ、適切な治療をスムーズに行うことが可能になる。過去の病歴を聞く時間が短縮されることが見込まれる」と語った。


現在、IDカードはAng Duong病院でしか利用できないが、将来、カンボジア国内にある全ての病院で利用することが可能になる予定だという。


同保健大臣は「今回のシステムを全国に拡大することを計画している。全国で利用できる国は世界でもまだ稀だ。次の段階として、クメール・ソビエト友好病院への導入が計画されている」と語った。


6日、Preah Ang Duong病院のLou LyKheang氏によると、現在まで1800枚のIDカードを発行したという。


また、同氏は今回のシステムがPreah Ang Duong病院に初めて導入された理由について、同病院の職員95%以上がメディアリテラシーがあるためだと明らかにした。


同氏は「以前からの患者はデータベースに病歴を入力する時間がかかるが、それ以降はシステムにより時間が短縮される。システムは病院の管理業務にも使用することが可能だ」と述べた。


6日、今回のシステムをカンボジアで製作したFirst Womentech Asia責任者のPong Limsan氏は、保健省に対し感謝の意を表明した。


同氏によると、Preah Ang Duong病院に導入する以前にも、システムは200以上の私営病院で導入されていたという。


同氏は「Preah Ang Duong病院の医師や職員に対し、システムの使い方を指導した。今回のシステムが健康保健分野の改善につながることを期待する」と述べた。


Takeo州から病院を訪れたKlouk Chounさん(52)は、既にIDカードを発行し、病院で迅速な治療を受けられているという。


Chounさんは「自分のIDカードを提示すると、医師はコンピューターで病歴を確認することができる。医師は病歴に関する質問をする必要がないため、治療を早く受けることができる」と述べた。

 

出典:KHMER TIMES

 

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