サッカー本田圭佑のファンド、Agribuddy社に出資

サッカー本田圭佑のファンド、Agribuddy社に出資
2019年07月25日 00時00分 公開
サッカー本田圭佑のファンド、Agribuddy社に出資

<Agribuddy社の最高責任者Pakk Youeng氏(左)とサッカーカンボジア代表の監督兼ゼネラルマネージャーの本田圭輔の様子>

 

23日、プロサッカー選手の本田圭佑氏が設立した「KSKエンジェルファンド」は、農業生産を後押しするためにカンボジアとインドに拠点を置く新興企業のAgribuddy社に投資をしていることを発表した。

 

投資規模やその他詳細情報は明らかにされていない。

 

エンジェル投資会社によると、Agribuddy社は現在、KSKエンジェルファンドの投資先の上位2つのうち1つだという。

 

Agribuddy社は、シェムリアップ州、ボンティアイミアンチェイ州 、ウドーミアンチェイ州、バッタンバン州、パイリン州、ポーサット州、およびコンポントム州のカンボジアにある7つの州にて何千もの米、キャッサバ、およびトウモロコシ農家と提携しているアグリテック企業だ。

 

Agribuddy社は収量を増加させ、農家の生活を向上させることを目的としている。

 

同社によれば、KSKエンジェルファンドは「貧困がなく、平等な教育機会がある社会を創造することを使命として、世界を次世代のためのより良い場所にする目的で創設された」という。

 

ファンド創設者の本田氏は「Agribuddy社にはポテンシャルを感じている。農業資金調達を促進し、市場へのアクセスを向上させることで、農家の支援に繋がり多くの利益を得ることができる」と述べた。 

 

Agribuddy社のCEO兼創設者である北浦健伍氏は、今回の投資が「農家の友」としての同社の評判をさらに強固にすると語った。

 

「Agribuddy社は、農業コミュニティを成長させるために農業生産の増加やバリューチェーンを改善などの取り組みを行っているので今回のニュースは期待ができる」

 

「本田氏によるAgribuddy社への支援と投資から農家が大きな利益を得ることを強く望んでいる」と北浦氏は付け加えた。

 

Agribuddy社カンボジア拠点のPakk Yourng専務取締役は、著名人の主な投資先の1つになることは、同社にとって大きな節目であると述べている。

 

「今回の投資は、農家への奉仕に力を入れてきたAgribuddy社全体による大きな成果だ。また、投資により全員を激励し、農業部門により多くの利益をもたらす見込みだ」とYoung氏は述べた。

 

Agribuddy社は、Mistletoe、Smart Axiataデジタルイノベーション基金(SADIF)やForte Investmentホールディングスなどからも資金を受けている。

 

出典:khmertimes

 

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