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ココン州にある水力発電会社Tatay Hydropower社の代表が、洪水の影響で先月4 Rivers Floating Lodgeホテルが甚大な被害を受けたことに同社には責任がないと強調した。4 Rivers Floating Lodgeホテルは施設が川に浮かんでいることで有名な4つ星ホテルだ。
今回の事故を受け、同ホテルのオーナーは中国企業であるTatay Hydropower社を非難した。オーナーはTatay Hydropower社がホテルに対し警報を出すことなく、洪水のゲートを開いたことでホテルが被害を受けたと主張した。
Tatay Hydropower社のマネージャーであるZhao Wenheng氏は、報道陣の取材に対し、弊社代表が4 Rivers Floating Lodgeのオーナーと会い、オーナーに対してゲードを開門したとき水位はわずか20センチメートルだったと告げたと語った。
Wenheng氏によると、Tataiに浮かぶホテルに洪水の水が到達したとき、水位はわずか10センチしかなかったという。同氏は10センチでは甚大な被害をもたらすには少なすぎる量だと主張している。
Wenheng氏は「我々がダムの運営を始めて以来、特に問題なく水を村に供給してきた。今回のホテルの被害は災害であり、我々に責任はないと言える。モンスーンシーズンにおける豪雨で洪水が発生したことが事故の原因で、ゲートを開く前に既にホテルは被害を受けていただろう」と続けた。
同氏によると、ゲートの開放は迫ってくる洪水から守るために定期的におこなっていたという。
また、Wenheng氏は「ダムの役割は洪水をコントロールし、村人に水の恵みを与えることだ」と語った。
先週、Tatay Hyrdopower社は声明で、水を村人に届けるために461立法メートルしか水を流していないと述べた。
4 Rivers Floating Lodgeホテル責任者のValentin Pawlik氏は、Tatay Hyrdopower社がダムのゲートを開放する前に警報を出さなかったことを非難した。
ただ、同ホテル責任者は、保証を受けるためにTatay Hyrdopower社からの被害を訴えるよりも、ホテルの再建に注力してきたいと話している。
出典:KhmerTimes
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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