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11月9日、カンボジア王国がフランスから独立して65周年を祝したセレモニーが開催された。政府、政府高官、軍隊、学生、国民が独立記念塔に集まり、国王や首相のパレードを整列して見守った。また、王宮前の公園でも記念イベントが開催された。Chanchhaya Pavilionにて行われた国王らの演説では風船が飛ばされ、拍手に包まれた。
セレモニーはノロドム・シハモニ国王の進行で行われた。セレモニーでは、自身の父であり、1953年11月9日にフランスからの独立を果たしたノロドム・シハヌーク前国王に敬意を表した。
国王の隣にはフン・セン首相やサー・ケン(Sar Kheng)内務大臣、国民議会のヘン・サムリン(Heng Samrin)議長、上院議員代表のSay Chhum氏らが整列した。外交団や公務員、国民や学生らもセレモニーに出席したという。
明かりを灯すセレモニーの後、国王とフン・セン首相は車で王宮に移動し、Moonlight Pavilionのバルコニーから国民に対して演説を行なった。 シハモニ国王は自身の父がフランスからカンボジアを独立させた業績に触れ、我々はその恩恵を受け国家として主権があり、また政治的な安定、国家の安全を保てていると語った。
国王はフン・セン首相に対して、王国に平和や経済発展をもたらし国民を幸せにしているとして感謝の意を表し、また国民に対して平和のための団結を求めた。
国王は「フン・セン首相は平和や国民の団結を促進し国家の威信を高めている賢明なリーダーだ。また、私は、王国を作り上げ防衛している軍隊を讃えたい」と語った。
国王の演説後にはフン・セン首相が演説を行なった。首相は国王の国家への献身に感謝の意を表し、カンボジア王国の平和、独立を守り抜くと誓った。
また、首相は政府は色の革命や外国によるカンボジアへの内政干渉を容認しないと強調した。政府はマネー・ロンダリングやテロ組織、外国人による犯罪、汚職、人身売買を撲滅するという。
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