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18日(日)、環境省は在カンボジア日本大使館とプノンペン市役所の協力のもと、プノンペンで清掃活動を実施し、活動にはカンボジア人と日本人合わせて約800が参加した。
19日、環境省広報担当のNeth Pheaktra氏は今回の「プノンペンクリーンアップチャレンジ」は今後も毎年開催されることを期待していると述べた。
今回の活動は、人々が環境について考え、周囲の人々と協力し街を綺麗にする良い機会となったため大成功だったという。
Pheaktra氏は「今回の活動により、人々が環境に対して意識を向け、街を綺麗にすることができ、大成功だった」と語った。
環境省が先月発表した声明によると、カンボジア国内におけるゴミの総量は毎年10%の割合で増加しているという。ゴミが増加している背景には人口の増加、生活様式の変化、またゴミの処理方法に関する知識の欠如があるとみられている。
プノンペンにおいては、毎日約3000トンのゴミが回収されており、そのうちわずか20%分のゴミしかリサイクルされていないという。回収されたゴミのうち、70〜80%がごみ処理場に運ばれている。
環境省広報担当のPheaktra氏は、人々には街を自分たちの家の一部として考えて行動し、ゴミを適切な場所に捨て、適切に分別してほしいと述べた。
同広報担当は「日本人と協力して実施した『プノンペンクリーンアップチャレンジ』では、カンボジア人と日本人が協力して街中に捨てられたゴミを拾うことで、両国民間に団結感が生まれた」と語った。
19日、堀之内秀久駐カンボジア日本特命全権大使は、ゴミ問題は日本でも起きていると述べた。
同氏によると、来年、日本とカンボジアは両国において国際イベントを開催する予定で、それに伴い両国に一層多くの外国人が訪れることが予想されているという。
堀之内大使は観光客が他の国を訪れた際、街が綺麗であれば良い印象を抱くだろうと述べた。
同氏は「今回の活動をきっかけとして、日本人とカンボジア人が共に協力してプノンペンの環境、自然を守っていくことを願っている」と語った。
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