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先週タケオ州でVoIP(ボイス オーバー インターネット プロトコル)詐欺の容疑で逮捕された中国人230人が、12月10日に中国へ強制送還されることが発表された。警察高官が明かした。
3日、入国管理部門長官のUk Heisela氏は、中国政府は今回逮捕された中国人235人を中国に帰国させるために3機の飛行機を既に用意していると述べた。
中国当局は12月6日に容疑者を飛行機に乗せ帰国させることを希望したが、入国管理部門が必要な手続きがまだ完了していないために翌週までの拘留を求めたという。
先週、Bati地区とTram Kak地区に住む中国人が、VoIP詐欺の容疑で内務省テロ撲滅国境犯罪部門によって逮捕された。
3日、入国管理部門のKirth Chantharith氏は中国人235人を12月10日に国外追放とすることを決定した。
同氏は「我々は法に基づきカンボジア国内における外国人による犯罪を厳しく取り締まらなくてはならない。引き続きVolp詐欺の捜査を行う」と語った。
「データによると、カンボジア国内には12万人の外国人が働いており、そのうち中国人が9万人を占めている」と続けた。
入国管理部門によると、2014年以降、合計1万4909人の、国籍は93に及ぶ外国人がカンボジアから追放されているという。そのうち、1649人の中国人が詐欺行為や経済犯罪の容疑により強制送還されている。
国外追放を命じられた中国人のほとんどは金品の強奪やVolp詐欺を行ったため逮捕されている。
同部門の報告書によると、2018年1月1日から10月15日までの間に、計373人の中国人が金品の強奪やVolp詐欺で逮捕されており、そのうち66人は女性だという。
今年は既に150万人の中国人観光客がカンボジアを訪れており、この数は昨年の120万人と比べ約30万人の増加だ。
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