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カンボジア現地メディアによると、2017年に国家反逆容疑で逮捕・起訴されたケム・ソカ氏の裁判が行われる予定だという。
プノンペン裁判所はケム・ソカ氏の裁判を行うことを決定した。
しかし、公聴会の日程は決定していないと裁判所報道官のY Rin氏はクメールタイムズ紙に対して話した。
欧州連合(EU)の特恵関税見直しに関する予備的報告書へのカンボジアの返答期限が1週間後に迫ったタイミングで今回の決定が下された。
欧州委員会はケム・ソカ氏の逮捕や最大野党であったカンボジア救国党(CNRP)の解党はEU貿易協定を遵守していないと主張している。
カンボジアの深刻で組織的な人権侵害が原因で、EUとの特恵関税の見直しが行われているという。
先月、EUは特恵関税を維持するためには、人権問題においてカンボジアが本物で信用性の高い進展をしなければならないと警告していた。
特恵関税撤廃の最終決定は2020年2月に出される見込みだ。
EUは2018年のカンボジア総選挙がフンセン首相率いる与党に対抗する野党がいない非常に制限的な政治情勢の中で行われたと批判をしている。
ケム・ソカ氏の娘でCNRPの報道官であるKem Monovithya氏はツイッター上で、カンボジア政府が自由で公平な選挙を実施するまで、政府に対する圧力を弱めるべきでないと発言していた。
ケム・ソカ氏は2017年に国家反逆容疑で逮捕・起訴された。しかし、ケム・ソカ氏はこの容疑を否認している。
裁判所は先月、ケム・ソカ氏の自宅軟禁を解除した。しかし、国外渡航や政治活動は認められない。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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