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中国銀行は中国企業のカンボジア国内におけるビジネス促進のために、商業省に中国人専用デスク「Chinese Desk」を開設することを決定した。
今回のデスク開設は、先週中国銀行プノンペン支店CEOのChen Changjiang氏が、Pan Sorasak商業大臣との会談の中で提案したものだ。
商業省が発表した声明によると、Sorasak商業大臣は会談の中で中国人専用デスクの設置に合意したという。了解覚書への署名は近々行われる予定で、今回の専用デスク開設により、中国企業が「WeChat Pay」や「Alipay」での支払いが可能になる予定だ。
会談の中で、Sorasak商業大臣は中国企業に対して、コメ農家の穀物貯蔵庫の建設への融資を増額してくれるように要請した。
米の貯蔵スペース不足は稲作部門の中で最も大きな課題の一つで、カンボジアの年間精米輸出量100万トンという目標を達成するために重要なものだという。
Sorasak商業大臣は「私は中国銀行に対してカンボジア国内における穀物貯蔵庫の建設工事やその他農業部門のために多くの融資を要請した」と語った。
Chen氏はSorasak商業大臣に対して、融資を増額するかどうかについて調査を行う予定だと話した。
フン・セン首相が1月に北京を訪れた際、中国の習近平国家主席と2023年までにカンボジア・中国間の貿易額を10億ドル(約1100億円)まで伸ばすという合意を結んだ。
カンボジアと中国間の貿易額は昨年、前年比12%増の56億ドル(約6000億ドル)だったという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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