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<シェムリアップ州で3人の少年に性的暴行を加えたロシア人男性を拘束する警察官の様子(写真提供:National Police)>
19日、シェムリアップ州裁判所は、5月と6月にシェムリアップで3人の少年に金を払い性行為をしたとされているロシア人男性を起訴した。
20日、シェムリアップ州人身売買および少年保護局のChea Heng局長によると、起訴されたのは容疑者はRoman Bak Tigzih被告(30)で、Sala Kamroeuk自治区のWat Bou村におけるRomantic Hotelでの犯行を認めているという。
「裁判所はロシア人男性を児童売春の罪で起訴し、現在、裁判前の勾留中だ」と同局長は語った。
州裁判所の逮捕令状に従いシェムリアップ州人身売買および少年保護局の職員はプノンペン警察と連携し、Chamkar Mon地区のオーストラリア大使館付近でRoman被告を逮捕したと同局長は述べた。
「被告は5月と6月に11歳〜13歳の少年3人を売春した容疑で起訴されている」と同局長は語った。
同局長によると、容疑者は少年に対する犯罪を否定しているという。
「被告は犯行は認めていないが、我々には証拠が十分に揃っている」と同氏は述べた。
国家警察の声明によると、警察は逮捕状に基づき、シェムリアップからプノンペンを訪れていたRoman被告をオーストラリア大使館で逮捕したという。また、警察は逮捕後、被告をシェムリアップ州に移送したという。
20日、Action Pour L’es Enfants(APLE)の児童保護専門家であるKhoem Vando氏はこの事件は他のNGO団体が対応していたため、APLEは詳細を把握していないと述べた。
同氏はカンボジアにおける外国人の児童に対する性的虐待事件の発生件数は昨年と比べて同様の件数だが、件数の詳細についてを伝える事はできないと同氏は述べた。
「2019年1月〜10月における外国人による児童に対する性的暴行の件数は前年と同様の件数で、外国人の手口が巧妙化している」と同氏は述べた。
都市部ではく、農村地帯で外国人児童性愛者は犯行に及んでいると同氏は述べた。
APLEの昨年の調査によると、児童性愛者と見られる外国人観光客はカンボジアの法執行力が弱い事から、2017年には102件、2018年には89件もの事件が発生しているという。
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