フンセン首相に助け求めた女性、22日に中国から帰国

フンセン首相に助け求めた女性、22日に中国から帰国
2020年10月23日 13時53分 公開
フンセン首相に助け求めた女性、22日に中国から帰国

<写真:The Phnom Penh Post>

 

22日、外務国際協力省のKoy Kuong報道官は、中国で拷問を受けているとSNSを通じてフンセン首相に助けを求めていた女性がプノンペン国際空港に到着したことを報告した。

先週、同省は在上海カンボジア領事館と中国当局が協力して中国の福建省晋江市に住む女性を保護するため、調査を行なっていた。

女性は配偶者とうまくいかず、カンボジアへの帰国を求めていたという。

 

在上海カンボジア領事館はの要請でプノンペンのNPO法人・Chab Dai Coalitionが女性を帰国させるための航空券代を負担することに同意した。

同領事館は、温州市から上海までの交通費とPCR検査費用500ドルを負担したという。
 

今月初旬、女性がSNSを通じてフンセン首相に送ったメッセージでは、自身が騙されて中国で働いており、雇用主から拷問を受けていると話していた。

カンボジア国家人身売買取締委員会(NCCT)のChou Bun Eng副議長は、カンボジア人女性に対して騙されることがないよう、外国人配偶者を選ぶときには注意する必要があると話した。

また、外国に行く際には安全を確保する必要があると続けた。

 

 

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