GMAC:アパレル、履物、旅行用品で75万の仕事に危機

GMAC:アパレル、履物、旅行用品で75万の仕事に危機
2020年01月31日 00時00分 公開
GMAC:アパレル、履物、旅行用品で75万の仕事に危機

カンボジアのアパレル部門の最大のバイヤーらは28日、フンセン首相に労働組合と労働者が直面する問題に対処することを促すための書簡を送った。

 

フンセン首相宛の書簡には、アディダスやプーマ、エスプリ、レヴィ・ストラウスなどが署名しており、労働者の権利団体である国際キリスト教労働組合連盟とアメリカのアパレル&フットウエア協会も署名したという。

 

書簡では労働組合法の改正、組合とNGOに関する法律の廃止、組合指導者に対する全部の未解決刑事告発の取り下げ、仲裁評議会の重要な役割を尊重し、育成することの4つの主要な問題に取り組むよう要求した。

 

カンボジア縫製業者協会(GMAC)によると、書簡はカンボジアのアパレル、履物、旅行用品部門の信頼性に疑問を投げかけるために送られたものだとみられているという。

 

GMACは、カンボジアはアパレル部門に関連する問題を共有し、国際労働機関(ILO)の報告書で指摘されているように、賃金の引き上げと社会保障給付の増加をしてきているが、労働状況と生活状況を改善する必要があると回答した。

 

また、GMACとILOとのパートナーシップにより、工場の監視、報告、透明性を保つためのベターファクトリープログラムを確立し、継続的な改善がもたらされているという。

 

このパートナーシップでは、すべての利害関係者と協力してアパレル部門の労働条件をさらに改善するという約束を表明し、組合指導部および関連する政府当局者との書簡の勧告に関する継続的な議論を歓迎している。

 

カンボジア政府は、衣服および履物部門の労働者の最低賃金を徐々に引き上げ、2020年には前年から4.4パーセントの賃金が増加している。

 

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

 

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