カンボジア、グレートデュークホテルをコロナ治療施設に

カンボジア国内で新型コロナウイルスの感染が広まっていることを受け、8日、プノンペンのグレートデュークホテルが新型コロナウイルスを治療するための施設となった。

5日にはカンボジア政府が講じている新型コロナウイルス感染防止策を遵守しなかった場合に刑事罰を科す新たな法律を施行していた。

グレートデュークホテルは、旧インターコンチネンタルホテルとして知られており、過去2年間営業していなかったという。

フンセン首相が自身の息子であるフン・マネット参謀次長に、2日間でホテルを一時的な治療施設にするよう命じていた。

5日、カンボジア政府は国内での新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、感染対策を守らない場合は罰金や禁固刑などを含む刑事罰を導入する新法案を閣議会議で承認していた。

新しい法律では、感染者が意図的に感染を広めた場合は最長10年の禁固刑、集団で意図的に感染を拡大させた場合は最長20年の禁固刑が科せられるという。

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