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<写真:The Phnom Penh Post>
カンボジア政府は、新型コロナウイルスに関する国家委員会を設置した。プノンペンポスト(電子版)が伝えた。
同委員会は、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制し、必要なワクチンを調達することを目的としている。
同委員会は、保健省のOr Vandine報道官が委員長を務め、全国の関係機関の職員約100人で構成されているという。
これにより、ワクチン接種プログラムの計画や管理、医療従事者向けの研修実施、各地域でのワクチン接種を担当する小委員会や事務局などを設置する権限を同委員会が持つこととなる。
カンボジアは既に中国のシノファームとイギリスのアストラゼネカ製ワクチンを調達している。
保健省によると、ワクチン接種が開始された2月10日〜3月16日までで、民間人17万659人がいずれかのワクチンを接種したという。
また、国防省によると、軍人10万9324人が1回目の接種を受け、5万9424人は2回目の接種を終えているという。
フンセン首相は、さらに1000万~1300万回分のワクチンが必要と述べ、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製ワクチン150万回分を調達できる見通しを示した。
また、アメリカのジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson)製ワクチンの調達にも取り組んでいるとも明かしている。
一方で、カンボジア国内では未だ感染が拡大しており、19日時点で国内の感染者は計1578人となっている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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