乾季に水不足の恐れ プノンペン郊外の4万世帯に影響か

乾季に水不足の恐れ プノンペン郊外の4万世帯に影響か
2021年03月26日 14時14分 公開
乾季に水不足の恐れ プノンペン郊外の4万世帯に影響か

<写真:The Phnom Penh Post>

 

プノンペン郊外の約4万世帯が、乾季に水不足に直面すると指摘されているという。

これについてプノンペン水道公社(PPWSA)が水供給のため対応策を講じる方針を示している。24日、プノンペンポスト(電子版)が報じた。

 

23日、 PPWSAのSim Sitha局長は、フェイスブック(Facebook)への投稿で、当局は住民が郊外の16か所に設置された各地域の水源で水へのアクセスができるとした。

また、公道に配備される消防車からも給水が可能になるという。

 

現在、PPWSAの1日あたりの約60万立方メートルの清潔な水を生産する能力を有しているものの、1日あたりの清潔な水の需要は70万立方メートルを超えるという。

この水不足や減圧給水などにより、特に夜間に水不足が生じ、住民に影響を与えるという。
 

Sitha局長によると、PPWSAは日本政府からの援助でカンダル州のTaKhmao町に浄水施設を整備する計画だという。

さらに、プノンペン・Dangkor地区にあるPrampi Makaraダム近くのBoeung Thomでは、チェコからの援助により、浄水施設を建設するプロジェクトも進んでいるという。

この2つのプロジェクトは2024年に完成する予定だとされている。


PPWSAは、乾季にプノンペン郊外の住民が十分な水を得られるよう、節水を呼びかけている。

 

 

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