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カンボジアは、1日で確認される新規感染者数は少ないものの、10万人の治療に十分とされる新型コロナウイルスの飲み薬「モルヌピラビル」400万錠を購入するという。
プノンペンポスト(電子版)が報じた。
新型コロナウイルス治療に関わるカンボジア総理府青年志願医師協会(TYDA)によると、購入したモルヌピラビルは州立病院や薬局、私立クリニックなどに分配されるという。
3日、TYDAのPich Chanmony取締役会副会長は、アメリカを拠点とする製薬大手メルクからモルヌピラビルを購入するための契約を締結した。
TYDAは、モルヌピラビルは重症化するリスクのある患者にとっては重要になるとして、政府が10万人分の治療に十分な量を購入したと話した。
11月1日、フンセン首相はモルヌピラビルの購入について発表しており、総額は250万ドル(約2億8250万円)だと明かしていた。
11月3日、保健省はモルヌピラビルの緊急使用を承認。
11月30日には、米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会が製薬大手メルク(Merck)のモルヌピラビルについて投票を行い、承認を勧告することを決定した。
イギリスではすでに承認されており、発症から5日以内に服用すると、重症化リスクの高い患者の入院率や死亡率が下がると報告されている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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