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<写真:Khmer Tiems>
首都プノンペンと南部の港湾都市シアヌークビルを結ぶ高速道路の建設が、11月末時点で70.9%完成したという。
この高速道路は、中国政府系の中国路橋工程(CRBC)が2018年にカンボジア政府と建設・運営・譲渡(BOT)方式の事業として契約しており、その子会社であるPPSHVエクスプレスウェイ社が建設を行なっている。
プノンペンの環状3号線(ポーセンチェイ地区)からシアヌークビルに接続し、片道2車線で総延長は190.3キロの高速道路だ。
10日、公共事業・運輸省のイット・ボナ長官が、建設業者の代表らとともに現場の視察を行い、進捗状況を確認。
視察は、主に技術基準を順守した上で工事が進められているかどうかを評価するために実施された。
同長官は、特に地滑りの危険性がある斜面沿いの現場で重点的な調査を実施したと報告し、建設業者などには道路利用者の安全性を確保するため、効果的な対策を講じるよう要請したという。
現在、プノンペンとシアヌークビルを結んでいる国道4号線は、片道1車線で渋滞がひどく、5〜6時間を要することもあり、物流インフラの面でも課題が聞こえている。
新たに高速道路が開通すれば、所要時間は2時間〜2時間半になり、大幅に時間が短縮され、渋滞の緩和も期待されるという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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