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<写真:The Phnom Penh Post>
今年初旬、カンボジアに居住する中国人に採血をする目的で捕らえられ、臓器を摘出されるところであったと主張したタイ国籍の女性に対し、21日にタイの裁判所が禁固刑6か月を言い渡した。
タイのメディアが報じた。
報道によると、タイ国籍の女性(25)は、同郷の女性7人と一緒に、中国人ギャング団のためにカンボジアで不法就労させられていたと警察に供述した。
また、この女性はタイ警察に対して、カンボジア滞在中に「裕福な中国人」グループにより採血され、臓器を摘出されるところであったとも供述した。
女性はすでにタイに戻っていたにも関わらず、カンボジアから帰国するための寄付を募るため、フェイスブック(Facebook)やその他のオンラインアカウントを作成したという。
タイのメディアは、タイ国家警察が「この女性はタイに帰国できるよう支援を得るため、話をでっち上げた。このことはカンボジアとタイの間の前向きな関係に影響を与えた。」と述べたと報じた。
カンボジア警察によると、この女性とタイ国籍の女性他7人は、9日にカンボジアからタイへ送還されていたという。
カンボジア外務省の報道官は、この女性がタイのメディアに伝えていた虚偽の内容を否定し、プノンペンポストに対して「今真実が明らかになった。この女性は話を作り上げ、警察に嘘をついた。これは刑事犯罪であるだけでなく、カンボジア国民と公務員の名誉と尊厳、そしてカンボジアとタイの関係に影響を与えた」と伝えた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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