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<写真:AKP>
23日、熊本市で開催された「第4回アジア・太平洋水サミット」に出席したフンセン首相は、岸田文雄内閣総理大臣と首脳会談を行った。
冒頭、岸田首相は3月のカンボジア訪問におけるカンボジア政府の歓迎に謝意を示し、両国間協力を一層進展させていきたい意向を示した。
これに対して、フンセン首相は第4回アジア・太平洋水サミットの開催に祝意を表明し、今回の訪問での日本側の歓迎に感謝の意を示した。
両首脳は今後の二国間関係について意見を交換し、岸田首相からは安全保障分野での協力の深化に向け、山崎統合幕僚長が来週カンボジアを訪問する旨、水分野では水サミットで示した「熊本水イニシアティブ」や、今回閣僚間で署名した「水及び気象分野に関する協力覚書」を踏まえて協力を深めていきたい旨を述べた。
また、岸田首相は今年6月にカンボジアで行われる地方選挙の情勢を注視しており、国民の多様な声を反映した選挙が実施されることを期待するとした。
ウクライナ情勢については、岸田首相が3月下旬に国連総会で採択されたウクライナの人道状況に関する決議で、カンボジアが共同提案国入りしたことを高く評価した。
さらに、岸田首相は力による一方的な現状変更の試みは世界中どこであっても絶対に許されないと強調し、これに対しフンセン首相は多くの市民の命が奪われることはあってはならないと応えた。
両首脳はその他の地域情勢についても意見を交換し、ミャンマー情勢や南シナ海問題、北朝鮮の拉致、核、ミサイル問題などを含む地域・国際情勢へより緊密に連帯することで一致した。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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