カンボジアで5回目の新型コロナワクチン追加接種が開始

カンボジアで5回目の新型コロナワクチン追加接種が開始
2022年06月10日 11時52分 公開
カンボジアで5回目の新型コロナワクチン追加接種が開始

<写真:Khmer Times>

 

9日、カンボジアで新型コロナウイルスワクチンの5回目となる追加接種が開始され、最前線で働く労働者や、免疫が低いとされる人々が接種を受けた。

 

クメールタイムズ(電子版)が報じた。

 

「新型コロナウイルスのワクチン接種に関する国家委員会」のOr Vandine委員長によると、5回目の接種は最前線で働く労働者から開始し、その後、他の国民への接種が行われる。

 

同氏は「ワクチン1回分の効果は短期間であるため、5回目の接種が新型コロナウイルスに対する最後の追加接種ではない。国内では感染率、致死率共に0となったが、新型コロナウイルスの感染から解放されたわけではない。ウイルスが国内のどこに潜伏しているかわからないため、ワクチンの効果がなくなったら接種するのが最善の行動である。」と述べた。

 

プノンペン副知事のKeut Chhe氏は、「追加接種で健康を守ることができる、感染しても重症化を防ぐことができる」と述べ、60歳以上の人々に5回目の追加接種をするよう呼びかけた。

 

コンポンチャム州知事のUn Chanda氏も同様に市民にワクチン接種を勧めており、最前線で働く労働者らにはファイザー社製ワクチンを投与している。

 

9日時点で国内では、928万9597人が3回目、262万1405人が4回目、4万2897人が5回目の追加接種を受けている。

 

 

 

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