市民に対して不適切な言動、交通警察官を懲戒処分・3ヶ月の停職処分

市民に対して不適切な言動、交通警察官を懲戒処分・3ヶ月の停職処分
2022年10月17日 17時59分 公開
市民に対して不適切な言動、交通警察官を懲戒処分・3ヶ月の停職処分

<写真:Khmer Times>

 

プノンペン市警は16日、交通違反で摘発された一般市民に対して不適切な言動をした警察官を召喚し、指導を行った上で懲戒処分と3ヶ月の停職処分にしたことを発表した。

 

この処分は交通警察官であるPuth Thearyの不適切な言動を録画した動画がソーシャルメディア上に公開され、プノンペン市警察のSar Thet署長が同動画を確認した後に下された。

 

動画では国道5号線で交通違反をした一般市民に対して不適切な言葉や身振りをする警察官が映し出されており、その後、人事企画室の職員がThearyを呼び出して尋問と懲戒処分の決定を行った。

 

同氏は3ヶ月間の職務停止処分とともに、毎営業日に警察署へ出頭し、教育を受けることが義務づけられている。

 

ダウンペン地区の交通警察官であるBorn Bonnarith氏は、「警察職員が制約を破った場合には、実際に3ヶ月の停職処分が与えられる。全ての交通警察官に対して自身の発言と市民への接し方を考えるよう呼びかけたい」と述べた。

 

また、同氏は「1人の警察官の行動は全ての警察官に反映される。1人が悪い行動をとれば人々は警察全般に悪い印象を抱くことになる」と付け加えた。
 

 

 

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