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<写真:Khmer Times>
警察幹部が発表した内容によると、民主主義同盟党(LDP)の党首であるKhem Veasna氏の農場で両親から育児放棄された子ども約100人が児童労働をしている。
バンテアイ・スレイ警察署長のLong Samnang氏は、農場に住む子どもらが勉強よりも農作業に大半の時間を費やしており、児童労働の犠牲となっているとして発表した。
同氏によると、子どもたちは毎日何十もの食器を洗い、台所での家事や洗濯、農場の庭の掃除、牛の世話、畑を耕すといった作業を行い、自分を律することを要求されているという。
また、子どもたちは農作業に集中しており、LDPメンバーが行う教育にはあまり時間が割かれず、学習の機会を大幅に失っている。
当局は子どもたちを守るため別のアプローチをとっており、農場に残っている600人の中に子どもがいるかどうかを確認し、農場を離れる際には子どもも連れて行くように強く要求しているという。
LDPのKem Chaydy氏は、農場にいる子どもたちは非常によく躾けられており、質の高い生活によってハードとソフト、ライフスキルの全てを身につけているため、当局や国民が心配する必要はないとしている。
また、同氏は子どもらがスマートフォンで多くの時間を費やすことなく、毎日2時間勉強し、遊びをした上で大人の農作業手伝いをしており、児童労働の事実はないとしている。
カンボジア国家子ども評議会の事務局長であるKem Sovandy氏によると、関連当局と協力して子どもたちの安全を確保し、親が子どもを連れて帰れるように説得し、権利を保護する必要がある。
調査の結果として、児童労働が行われていた場合には法律に基づいて解決されるという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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