批判を浴びたカンボジアのミスコン、新体制へ刷新

〈出典：Khmer times〉

2022年初頭に出場者が「卑猥で不適切」な衣装を着用したとして、批判が寄せられていたミス・グランド・カンボジアが新体制で再稼働した。

新組織は代表者にIm Sokunthea氏、副代表にSom Sarapech氏が就任することが発表されている。

ミス・グランド・カンボジア大会は、フンセン首相が「カンボジアの優れた伝統文化に対する深刻な侮辱」と同大会を評したテレビ放送を行って物議を醸し出し、ポイペト市とバヴェット市は各都市を代表する衣装がトランプやサイコロを中心としたギャンブル・モチーフであったことに不満を表明した。

また、ストゥントレン州当局は同州を代表する衣装として、胸と性器を露出した女性の衣装が使用されたことについて公式に苦情を申し立て、「カンボジアの良き伝統文化、特にカンボジア人女性の名誉を著しく侮辱するものである」と声明を発表していた。

同組織の前代表者であるIn Sophin氏は、出場者を「ベトナム系クメール人のカンプチアクロム」と表現したことでも非難を浴びており、9月に文化芸術省から呼び出しを受け、カンボジア国民に対する公開謝罪を行っている。

ラインでニュースを受信する