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<写真:VOV>
カンボジア政府の元高官であるカオ・キムホン氏は9日、正式に東南アジア諸国連合の新事務局長に就任した。
ASEAN事務局長は各国が5年の任期で順番に担当しており、加盟国間の調整などの重要な役割を担う。
同日、インドネシア・ジャカルタにあるASEAN事務局で交代式が行われ、同国のレトノ・マルスディ外相が司会を務め、ASEAN諸国の代表者やインドネシアの外国関係者らが出席した。
カオ氏は就任挨拶で「ASEANは6つのP(平和、繁栄、地球、人々、パートナーシップ、潜在能力)を引き続き重要視していくことが重要である」と強調し、「我々が結束して協力すればASEANに達成できないことはないと確信している」と述べた。
来月でミャンマー軍が実権を握って2年となるが、ASEANによるミャンマー情勢の打開は未だに進展がなく、カオ氏が加盟国への結束と協力を呼びかけた形となる。
しかし、ASEAN内部ではインドネシアやマレーシアなどがミャンマーの加盟国排除を提案するといった厳しい立場を取る一方で、カンボジアやラオスなどは軍政に融和的であり、立場の違いが際立っている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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