おすすめのプロモーション
<写真:Khmer Times>
出稼ぎ労働者らが「前金を支払えばタイへのレム国境検問所で迅速な手続きを受けることができる」と主張し、バッタンバン州当局はカンボジア人職員の不正疑惑についての捜査を開始した。
17日に一部の出稼ぎ労働者がソーシャルメディアにこの問題を投稿し、クメール正月後にカンボジアから出国する出稼ぎ労働者に対し、国境検問所の職員が出国スタンプと引き換えに多額の金銭を要求していることが明らかになった。
出稼ぎ労働者のSngoun Pheakdeiさんは18日、自身のFacebookページで「レム国境検問所の職員が、出国スタンプを押す見返りに約1600バーツ(約6000円)を請求してきた」と投稿した。
Pheakdeiさんは、バッタンバン州のSok Lou知事に対して介入を要望している。
別の出稼ぎ労働者のVea Cha Konさんも同日に「クメール正月が終わり、カンボジアの出稼ぎ労働者はタイに戻らなければならない。出稼ぎ労働者は国境の役人に約1600バーツの支払いを強いられている」と投稿した。
Lou知事は金銭要求に関する疑惑を受け、職員に捜査を指示したという。
同知事によると、出国スタンプに対して支払いを求めることは違法であり、料金の請求は許可されていない。
同州当局は国境職員に対して、過去に何度も国境チェックポイントでいかなるサービス料も請求しないように指示しており、例年出国スタンプを押す見返りに金銭を求めることはなかったという。
同知事は国境検問所の職員の金銭要求が判明した場合には法的措置を講じる予定であるとしている。
カンボジアではクメール正月が16日に終了し、数百人のカンボジア人出稼ぎ労働者がタイへ戻っており、労働者らの移動は今週まで続くことが予想される。
同知事によると、1600バーツという価格はカンボジアの人々、特に出稼ぎ労働者にとっては非常に高価である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。