カンボジア〜中国間の直行便、週300便への増便を計画

カンボジア〜中国間の直行便、週300便への増便を計画
2023年04月28日 13時23分 公開
カンボジア〜中国間の直行便、週300便への増便を計画

<写真:The Phnom Penh Post>

 

カンボジアと中国は両国間を結ぶ直行便の運航数を、少なくとも週300便に増便する計画を進めているという。

 

プノンペンポスト(電子版)が報じた。

 

中国民用航空局(CAAC)の宋志勇局長とカンボジア民間航空局(SSCA)のMao Havannall長官は25日、航空安全に関する協力協定に調印した。

 

同長官は同協定の調印に伴う会合で中国側に対して、増便計画の目標達成に向け、以前運航していた両国間の直行便再開と新規就航を優先するように要請した。

 

太平洋アジア観光協会(PATA)カンボジア支部のトゥーン・シナン支部長によると、中国の経済再開と海外旅行許可後にカンボジアが中国人の旅行候補地になっており、中国人観光客が増加している。

 

また、増便は中国人にとってカンボジア旅行の選択肢を増やすという点で重要であるという。

 

Havannall長官によると、新型コロナウイルス発生前には航空会社22社が、プノンペンとシェムリアップ、シアヌークビル〜中国の37箇所を結ぶ直行便を週に400便以上運航していた。しかし、現在はカンボジア3社、中国8社の計11社が週100便を運航しているに過ぎない。

 

カンボジアは2023年1〜2月に前年同期の9万5321人から778.6%増となる外国人観光客83万7446人を受け入れた。

 

国別ではタイが全体の32.83%を占めて最も多く、ベトナム、中国本土、ラオスと続いている。

 

同国では2022年に前年比1059%増となる約228万人の外国人観光客を受け入れた。

 

 

 

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