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<写真:Khmer Times>
カンボジアの国立エイズ対策機構(NAA)のTia Phalla副長官によると、同国の「HIV/AIDSを撲滅する2025年の目標」は感染者の増加によって達成が不可能となる可能性が高い。
現状では特に男性と性交渉を持つ男性の間でHIV/AIDS感染が増加し、性交や薬物使用をめぐる若者の課題と行動が支障となり、同国は計画通りに2025年の戦略目標が実行不可となっている。
カンボジアの戦略目標は国連の目標コミットメントの5年前倒しとなる2025年までにHIV/AIDS感染を終息させることであった。
NAAの調査によると、カンボジアでは男性と男性の性交渉を行うグループは女性と性交渉を行う男性と比較して、28倍という高い感染率を示している。
1400人の新規感染者のうち50%は男性と男性の性交渉によるもので、若い人の感染率も42%と高い。
カンボジアでは1991年にHIV/AIDsの感染が初めて記録され、1997年に感染率が最も高くなり、2000年〜2010年に掛けて感染率が減少し始めた。
しかし、2010年〜2020年に掛けてはHIV/AIDSの感染率が停滞した状態にある。
カンボジアのHIV感染者総数は約7万6000人で、新規感染者は15歳〜24歳の年齢層で多く発生している。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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