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<写真:Unsplash>
国家エイズ局(NAA)の報告書によると、エイズ(HIV/ヒト免疫不全ウイルス)の感染者数は10年以上減少していたが、今年には1100人以上の感染者が報告されており、予想を上回る水準に増加している。クメールタイムズ(電子版)が報じた。
NNAのTia Phalla副局長はエイズは国民の頭からほとんど消えてしまったが、これではすぐに感染率が高い社会へと戻ってしまう可能性があると述べている。
今年確認された感染者1100人は0〜14歳の子供が80人、15〜24歳が450人、25〜29歳が247人、30歳以上が357人だったという。
2010年に報告された感染者は2100人で、2020年には520人に減少していた。
Phalla副局長によると、1100件の新規感染者のうち50%以上は同性間の関係、特に男性同性間性的接触者(MSM)によるものである。
NAAの統計によると、カンボジアでは2022年時点で子ども2300人を含む7万4000人がエイズを患っており、抗レトロウイルス療法を受けている人は6万2561人、エイズ関連の死者は1100人となっている。
同国では1991年に初めて感染者が報告され、国連は2030年までに撲滅することができると発表していた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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