カンボジアのデジタルマーケティング、TikTokがリーチを拡大

カンボジアのデジタルマーケティング、TikTokがリーチを拡大
2023年07月04日 15時42分 公開
カンボジアのデジタルマーケティング、TikTokがリーチを拡大

<写真:Khmer Times>

 

Datareportal.comによると、カンボジアでは2023年第1四半期のデジタル・マーケティング領域において、TikTokがFacebookに対してリーチを大幅に拡大した。

 

同国におけるFacebookの広告リーチは総人口の62.0%に相当し、TikTokの広告リーチは現地インターネットユーザーベースの62.1%に相当している。

 

TikTokの運営元であるByteDance社独自の広告プランニングツールで公表されたデータによると、同国におけるTikTokの潜在的な広告リーチは2022年初頭〜2023年初頭に掛けて5.7%増の38万1000人となったが、Facebookは同期間に減少を示し、TikTokが今後数年間でFacebookを追い抜く明確な足場を築いた。

 

しかし、Facebookをはじめとするメタ・プラットフォームはソーシャル・メディア・プラットフォームの中でユーザー数と人気の点でリードし続けている。

 

同国でFacebookは1045万人のユーザーを抱え、Facebook Messengerが720万ユーザー、TikTokが706万ユーザー、Instagramが175万ユーザー、LinkedInが53万ユーザー、Twitterが39万3200ユーザーと続く。

 

著名なソーシャルメディア・パーソナリティでインフルエンサーのSopheak Chheng氏によると、TikTokとFacebook、YouTubeを含むソーシャルメディア・プラットフォームは、デジタル・マーケティング分野で適切なバランスを生み出すため、コンテンツ制作者と広告収入をより多く共有する必要がある。

 

デジタルマーケティング領域は頻繁に変化しており、収益分配の仕組みも変化している。これは個人と企業、デジタルマーケティング空間に依存して製品を宣伝している全プレーヤーにとって大きな課題である。

 

 

 

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