カンボジアのエネルギー供給量、15年間で9倍に増加

カンボジアのエネルギー供給量、15年間で9倍に増加
2023年07月25日 13時31分 公開
カンボジアのエネルギー供給量、15年間で9倍に増加

<写真:Khmer Times>

 

カンボジアのエネルギー供給量はエネルギー・インフラ整備への投資増加により、2008年の490メガワットから2022年には4495メガワットへと過去15年間で9倍に増加した。

 

カンボジア電力庁(EAC)の報告書によると、2022年のエネルギー供給量は前年の3990メガワットから12.6%増加している。

 

同国は電力のほぼ80%を生産し、ラオスとベトナム、タイからの輸入はわずか20%である。

 

同国ではエネルギー消費量が発電量を下回っているため、エネルギーが余った状態であるという。

 

経済成長の重要な柱である産業、手工業、貿易、農業、観光の発展にとって、電力は不可欠である。

 

同国の主な電力源は水力発電ダムと石炭火力発電所であるが、フンセン首相によると、再生可能エネルギーがカンボジアの電力設備容量の62%以上を占めるようになったという。

 

カンボジアでは昨年時点で、全1万4168村のうち98.27%が電気の利用が可能であるが、2.47%である350村は地理的な問題から送電網に接続されていない。

 

2022年〜2040年までの電力開発基本計画によると、同国は新しい発電所を開発し、全国送電網を拡大するために、2040年まで約90億ドル(約1兆2700億円)の投資を必要としている。

 

 

 

[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

ホットニュース

Choose Classified categories