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<写真:Khmer Times>
新型コロナウイルスの影響を受けて映画館の魅力が低下する中で、カンボジアの映画産業はさらなる課題に直面している。
ポク・ボラック映画文化普及局長によると、2019年と比較して映画館入場者数がパンデミック前の70%に留まっているという。
映画館入場者数の減少はクメール映画にも影響を与えているが、映画の制作品質や撮影水準に原因があるわけではない。
ボラック氏によると、多くの人が新型コロナウイルス、特に混雑する場所への懸念から映画館へ行くことを躊躇している。
また、同氏はカンボジア映画の市場がまだ十分に一般大衆に支えられていないため、映画製作者は高品質の映画を製作するための資金を十分に確保できていないとの認識を示した。
映画製作の中ではゴースト映画やコメディ映画が主流で、それらのジャンルの映画が現在のカンボジア映画の70%〜80%を占めているという。
同氏は新政権に対して、映画製作税の免除や映画産業の活性化に向けた優遇措置を求めている。
一方、映画監督のHuy Yaleng氏は、カンボジアの映画産業が拡大し、進歩しているとの見解を示した。
同氏は「カンボジア国民が再び映画を支持し続けると確信しており、クメール映画が世界の視聴者から人気を獲得することに自信を持っている」と話し、新政府に対して映画製作者が他国と競争できる高品質な映画を製作できるように融資の検討を求めている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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