日本とカンボジア、第12回人権対話を開催

日本とカンボジア、第12回人権対話を開催
2023年08月30日 13時14分 公開
日本とカンボジア、第12回人権対話を開催

<写真:Khmer Times>

 

29日、カンボジア外務国際協力省(MFAIC)において、日本とカンボジアが第12回人権対話を実施した。

 

カンボジア側はAn Sokkhoeurn国務次官が、日本側は人権担当兼国際平和貢献担当である外務省の橋本尚文氏がそれぞれ代表を務めた。

 

MFAICのプレスリリースによれば、この対話では多岐にわたる人権問題について詳細な議論が交わされ、具体的には選挙プロセスや基本的自由、司法制度の改革、法的支援プログラム、社会的弱者の権利保護などが取り上げられた。

 

さらに、国際協力の観点から、平和維持活動や人道支援イニシアティブ、人権理事会を含む多国間の取り組みについての協議も行われている。

 

カンボジアは紛争後に平和と安定、経済成長、社会経済開発、貧困削減、インフラの整備、社会的流動性の向上を実現した成功例として評価されており、この対話においても、人権の進展、法制度の改善、包括的な社会保護プログラムの展開、さらには国連平和維持活動への参加を通じた世界平和への貢献などが強調された。

 

Sokkhoeurn氏は「人権に対するアプローチは、尊重、非政治化、非選択性、信頼性のある情報源、そして真の対話に基づくべきである。また、各国の独自の状況を尊重し、二重基準の適用を避けるべきである」と強調した。

 

 

 

[© poste-kh.com 2016-2024 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

ホットニュース

Choose Classified categories