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<写真:Khmer Times>
カンボジア保健省はデング熱患者数が増加しているとの警告を発し、国民に地域社会での大規模な発生の予防に向けた対策を実施するように要請した。
この警告は、カンボジアがデング熱が5〜6年周期で発生する年を迎え、住民の免疫反応の弱化とともに大規模な流行が起こりやすくなることを背景に行われたものである。
デング熱はネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることで感染し、これらの蚊は水たまりや古い車のタイヤ、貯水容器で卵を産卵する。
症状は感染から4〜10日で発症し、主に高熱や頭痛、筋肉痛、関節痛、腺の腫れや発疹などが2〜7日続く。
保健省は国民や関連当局に対してデング熱予防に向けた5つの基本的な対策を行うように呼びかけており、具体的な対策としては貯水場所に殺虫剤を週に一度散布し、幼虫を駆除すること、建設現場の清掃や貯水施設の適切な管理、自動車タイヤの適切な保管、家の衛生維持と蚊帳の使用、症状発症時の速やかな病院受診が含まれている。
今年デング熱の感染者が最も多く報告されているのは、プノンペンやカンダル州、トボンクムン州、バンテアイミアンチェイ州、シェムリアップ州であるという。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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