カンボジアのデング熱感染者、半年で2倍以上に増加

＜写真：Khmer Times＞

今年上半期にカンボジアで報告されたデング熱患者は9000人を超え、2022年同期の4000人から5000人増加した。

国家デング熱防止プログラム（NDCP）のLeang Rithea代表によると、カンボジアでは2023年の上半期に9000人以上のデング熱患者が報告され、死亡者は22人であった。

今年のデング熱患者急増は政府だけではなく、NDCPにとっても大きな懸念材料である。

同代表によると、2019年も同様のデング熱患者の増加が見られ、4〜5年ごとにデング熱の流行があることを反映している。

デング熱患者が4〜5年ごとに増加するのは、前回の流行から時間を経て免疫力が低下しているからであるという。

デング熱の発生率が最も高いのはプノンペンとカンダル州、トボンクムン州、シェムリアップ州、バンテアイミアンチェイ州となっている。

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