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<写真:Khmer Times>
シェムリアップアンコール国際空港(SAI)が商業運航を開始し、初日の16日には17便の商業フライトが到着したことが明らかとなった。
この新しい空港の開業は、世界的に有名なアンコールワット遺跡公園のあるシェムリアップ州への航空旅行の強化と拡大を意味するものである。
国際民間航空機関(ICAO)の国際基準と民間航空局の規定に従い、空港はフライトデモやチェックインデモ、搭乗者の搭乗と着陸のテストで大きな成功を収めている。
SAIは38のバースを持ち、年間700万人の乗客を管理する能力を有しており、2040年からは年間1200万人の乗客の収容能力を持つ予定である。
貨物に関しては、SAIは2023年から年間1万トンの航空貨物を取り扱う能力があり、2040年からは年間2万6000トンに増加する予定となっている。
この空港の建設には、アンコール国際空港投資社による約11億ドル(約1645億170万円)の投資が行われた。
2020年3月に建設が開始され、この新しい空港の開発はカンボジアと中国の強固な絆に起因していることが報告されている。
両国の政府の指導者のイニシアチブの下での強固な関係性の結果として、シェムリアップアンコール国際空港は実現したという。
SAIの公式開会式は2023年11月16日にフン・マネット首相と中国の要人と共に行われる予定となっている。
2023年1月〜8月にカンボジアで登録された航空旅行者は340万人で、前年比で180%の増加を示した。
シェムリアップアンコール国際空港は、シェムリアップ州都から約51km、アンコールワット寺院から40kmの場所に位置している。
観光はカンボジアの経済の主要な柱の一つであり、2019年の観光省のデータによれば、カンボジアを訪れた国際観光客は合計661万人で、総収益は49億2000万ドル(約7357億7120万円)を記録している。
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