カンボジア、31日にゼロコロナ達成

＜写真：Khmer Times＞

カンボジア保健省は31日、最後の患者が回復したことで新型コロナウイルス感染者ゼロの状態になったことを発表した。

同国では31日間連続して新規感染者が報告されておらず、2020年1月に流行が始まって以来、合計13万6262人の感染者が確認され、うち3056人が死亡している。
 

同省のOr Vandine国務長官によれば、同国の新型コロナウイルス対策の成功は、政府の適切なリーダーシップとワクチンの効果に起因する。
 

フン・セン元首相は、国内のすべての国民と外国人に無料のワクチンを提供するという適切で迅速な決定を下した。

カンボジア王立アカデミーのKin Phea氏は「政府がワクチンの供給相手として中国を選択したことは正しかった」と評価する。
 

同国では、1600万人の人口のうち1500万人以上が少なくとも1回、そのうち1430万人が2回、925万人が3回、258万人が4回のワクチン接種を受けた。
 

高いワクチン接種率を背景に、同国は2022年11月からすべての社会経済活動を再開し、接種の完了要件を満たした旅行者を隔離措置なしで入国させている。
 

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