産業構造の多様化を目指すカンボジア、衣料品製造業への依存から脱却

産業構造の多様化を目指すカンボジア、衣料品製造業への依存から脱却
2023年11月24日 10時09分 公開
産業構造の多様化を目指すカンボジア、衣料品製造業への依存から脱却

<写真:Khmer Times>

 

カンボジア経済は長年衣料品製造業に依存してきたが、近年は非衣料品製造業が輸出額に占める割合が著しく増加しており、同国の産業構造の多様化が明らかになっている。

 

総輸出額中に衣料品が占める比率は、2000年〜2022年にかけて91%から62%に大幅に低下した一方で、非衣料品の輸出比率は9%から38%に増加した。

 

フン・マネット首相によると、輸出品目の変化は地域および世界のサプライチェーンとバリューチェーンの統合が進行した結果である。

 

衣料品や履物、旅行用品の製造といった縫製産業は同国で最大の外貨獲得手段であり、約84万人の労働者を雇用している。

 

しかし、新型コロナウイルスの影響で縫製産業は受注減少の打撃を受け、2020年には同産業の輸出比率は72.0%から56.5%に低下した。

 

カンボジア縫製業協会(GMAC)の調査によると、2020年第4四半期に注文を受けた企業は加盟企業の40%に過ぎず、45%の企業が想定を下回る価格での新規注文を受けていた結果、約400の縫製工場が停止し15万人の労働者が解雇されたという。

 

これに対し、同国政府は付加価値の高い産業への転換と産業構造の多様化を目標に掲げ、縫製産業の労働者のために新たな雇用機会を創出する意向を示した。

 

同国政府は車両組立や電子部品などの非衣料品製造業の投資を促進し、経済成長と国民の生活水準の向上を図っている。

 

 

 

 

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