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<写真:khmertimeskh.com>
カンボジア保健省は特に若者に対して、ニコチンの含有量が高く、健康への悪影響が懸念される電子タバコの使用を避けるように呼びかけている。
同省の声明によると、電子タバコはバッテリーで動作し、特殊な液体を加熱してエアロゾルを生成し、使用者がそれを吸引する。
また、電子タバコには依存性の高いニコチンが大量に含まれている。
電子タバコを使用することで、肺疾患、肺がん、心臓病、脳の発達への損傷のリスクが高まり、妊娠中の女性においては、電子タバコの蒸気が未だ生まれていない赤ちゃんの発達に影響を及ぼす可能性がある。
カンボジアでは電子タバコやシーシャの輸入、販売、使用は2014年以降、国家薬物対策庁によって禁止されているが、依然として一部の業者がこれらの製品を販売している。
また、喫煙をやめる手段であり、通常のタバコよりも安全であるとの誇張された内容で宣伝しているという。
同省は「電子タバコは喫煙をやめるための道具ではなく、使用者自身、その家族、社会に対して健康被害をもたらしている」と強調している。
さらに、同省は全ての関連当局に対して、電子タバコの輸入、販売、使用を抑制し、電子タバコの消費が健康に及ぼす影響について人々の意識を高めるように呼びかけている。
同省による警告は、特に若者の間で電子タバコの使用が増加していることを受けて出されたものである。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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