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<写真:Khmer Times>
カンボジアと中国の合同軍事演習「ゴールデン・ドラゴン 2024」が、コンポンチュナン州とプレアシアヌーク州で15日間にわたり開催される。
参加者はカンボジアと中国の軍人約2000人であり、両国の包括的な戦略的パートナーシップの支援と、共通の運命を築くことを目的としている。
合同軍事演習は、コンポンチュナン州サマッキメアンチ地区ピアムコミューンの軍警察訓練センターとプレアシアヌーク州のレアム海軍基地で5月30日まで行われる。
カンボジア王立軍(RCAF)の情報通信部副部長兼スポークスマンのトン・ソリモ少将によると、第6回の合同軍事演習は過去よりも規模が大きく、カンボジアの兵士1300人以上、中国の兵士700人以上が参加し、中国の大型艦船3隻とカンボジアの艦船11隻が参加する。
演習では実弾射撃が行われ、カンボジアと中国の年次二国間協力の一環として経験の交換が行われるという。
また、新技術を用いた新兵器の能力向上や軍隊の戦闘技能の向上を図るが、他国を脅かしたり害したりするものではないとされている。
演習中には戦闘車両、武器、火器、地雷除去装備、感染症防護具、化学兵器防護装備、通信装備、多機能型071型海軍戦闘機などが投入される。
閉幕演習にはヘリコプターも参加し、現在プレアシアヌーク州に停泊している中国の海軍艦艇3隻も参加する。
演習は移動作戦、監視と封鎖、要人保護、人質解放、現場保守、地雷除去、感染症対策に焦点を当てるとされており、演習の全費用は中国政府が負担し、ASEAN加盟国や他の外国からのオブザーバーも参加する予定である。
カンボジアと中国は、これまでに2016年、2018年、2019年、2020年、2023年に5回の演習を行っており、2021年と2022年はCOVID-19パンデミックのため中止されていた。
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