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<写真:Khmer Times>
カンボジア税関総局(GDCE)の最新貿易データによると、2024年1月〜8月にかけてカンボジアの衣料品、履物、旅行用品(GFT)輸出は前年同期比23.33%増となる90億8000万ドルの収益を上げた。
GFT輸出は同国最大の輸出収入源であり、2022年半ばから2023年末まで18カ月間続いた減少傾向から回復を見せた。
2024年1月〜8月の総輸出収入175億8000万ドルのうち、GFT製品が占める割合は51.7%に達している。
この回復は、工場閉鎖や操業停止により職を失った労働者に対して金銭的支援を行っていたカンボジア政府にとって大きな救いとなっている。
カンボジア繊維・衣料・履物・旅行用品協会(TAFTAC)のケン・ルー事務局長は、輸出の回復基調が年内に継続する見通しであると述べ、米国や欧州を中心に世界的な需要が高まっていることを指摘した。
ロシア・ウクライナ戦争やイスラエル・ハマス間の紛争といった地政学的な不確実性にもかかわらず、GFT産業は回復への歩みを進めている。
最新貿易データによると、GFTセクターの各部門は2024年1月〜8月にかけてすべて好調な成長を遂げた。
特に編み物衣料品や衣類アクセサリーの輸出額は43億6000万ドルに達し、前年同期比で20.1%の増加を記録した。
また、非編み物衣料品は21億1000万ドルとなり、31.9%の増加を見せた。
革製品および旅行用品は20.9%増の13億7000万ドルを稼ぎ、履物輸出も10億8000万ドルで、22.4%の成長を示している。
さらに、繊維製品その他の完成品は1億4000万ドルの収益を上げ、前年同期比で41%の成長を遂げた。
2024年8月単月では、GFT輸出は前年同月比57.51%増の15億7000万ドルを記録した。
GFT産業は、カンボジア国内で約100万人の直接雇用を生み出す最大の雇用創出分野の1つであり、国際労働機関(ILO)によると、2021年には同国経済の11%を占め、カンボジアの実質GDP成長率の約50%を支える主要な産業となっている。
なお、2023年には世界的な課題に直面し、GFT輸出は前年から13.31%減少していたが、2024年には回復の兆しが鮮明となった。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。